NHK奈良放送『ならナビ』の料理コーナー ”ならメシ” に出演しました

2018年5月、4週に亘り NHK奈良『ならナビ』の料理コーナー ”ならメシ” に出演させていただきました。

アシスタントを勤めてくださった新田谷(にたや)さんと

前回は2016年、同じ番組内の ”古都コトクッキング” に出演させていただきましたが、今回もより工夫し簡素に仕上げた、山嵜正樹考案”主婦の味方!レシピ”を、前菜、パスタ、メイン、ドルチェと4品ご紹介!!

「できれば、新田谷さんがほぼ全部できる勢いで・・・」ということで、台所での主婦を放棄してン~年のわたくし、山嵜愛子がシェフの指示に従いレシピのまま作ってみる実験も行いました。そして、「あら、私、結構料理上手みたい♪ほーほっほっほっほ。」とすっかり自信をつけたのでありました。それくらい簡単です。

どうだ!今回のレシピ、すごいぞ!と、意気揚々と打ち合わせに臨んだら「簡単すぎてシェフの威厳がないし、わざわざ出演してもらう意味さえないような・・・」と、まさかの反応!出演はさせてもらえましたが、それくらい簡単です。

さて、そのラインナップは・・・

1.前菜「アスパラジ・エ・ウォーバ」(2018年5月11日放送)

ホワイトアスパラガスを最も美味しく食べるための料理ですが、グリーンアスパラガスのみずみずしさを味わう春の一品にいかがでしょう。

2.パスタ「春キャベツのカチョエペペ」(2018年5月15日放送)

具材を何も入れない、カチョ(チーズ)エ(と)ペペ(こしょう)という名の、ペペロンチーノと双璧をなすローマの定番パスタをベースにしています。何も入れないのはもちろん、旬の具材を加えてもおいしいパスタです。

3.メイン「ボンベッテ」(2018年5月22日放送)

BBQやお弁当にも重宝しそうな、お肉料理。お子様と一緒に作っても楽しそう。その昔、プーリア州のお肉屋さんが考案しただけあって、お肉を気軽にたっぷり美味しく食べられるレシピです。

4.ドルチェ「ブディーノ チョコラート」(2018年5月29日放送)

当店で提供することもあるシチリアのチョコレートプディングですが、店での工程を大幅に削減し、ご家庭でも簡単に作れるレシピにしました。

 

おつまみくらいならお料理をするというある男性からは、「いつも、サクッと作れるレシピで、楽しみにしてます!」というお言葉もいただきました。是非、お試しください!

試食シーンの収録は好天に恵まれテラスで

放送後、母から主婦代表として感想が届きますが、古都コトクッキング1回目は、「ヒゲはやめなさい。」 古都コトクッキング2回目、「腕の剛毛をなんとかしなさい。」 そして3度目の正直、ならメシに生かされたのでありました。ご近所さんやお客様に、先日はなんと庭木を切ってもらった方にも、「見たよ!」とやたら言ってもらえると思ったら、視聴率が高い番組だそうで、大変光栄です。

スタッフのみなさま、そして、収録スタジオとしてお借りしたCONTENTSの中村さんの多大なるご支援により、楽しく収録を終えることができましたこと、この場を借りて心より感謝申し上げます。

CONTENTS中村さんのサポートでほぼ成り立っているシェフ山嵜正樹

番組は、4月より始まったばかりです。4月の中国菜館 桂花の小倉シェフの中華料理(おいしそうでした!!そうやるのか!という発見も!)もならメシのホームページで見ることができます。そして、これからも続々と、奈良のあなたの町の ~~シェフが!え、まさか ~~シェフまで!!出演されます。古都コトクッキングもまさにそうでした。これからも、”ならメシ” 楽しみです♪

 

當麻寺練供養会式に行ってきました

5月14日(*2019年からは4月14日)、當麻寺練供養会式に行ってきた。

十数年前奈良に引越してきて、電車の車内ポスターでひときわ目を引いた練供養会式。最初見た時は、冗談かと思った。だって、青空の下、金ぴかの観音様が何やら舞いながら歩いている。まさか、千年以上も続く伝統行事であるとは、大真面目だったのか。しかも當麻寺は、現在の地で681年から続く由緒あるお寺である。広島県出身の私には、何もかも驚きである。

そして、遂にきた!月曜日の5月14日が!!GO!!

観光客ばかりでなく、若宮おん祭と同じように、近隣の学校は午後お休みなのか、屋台がたくさん出ており、大勢の子供たちやお母さんたちでにぎわっていた。

まずは、本堂や金堂、中之坊を拝観。金堂の弥勒菩薩像と四天王像は、何度観てもすばらしい・・・・。奥院宝物館では、この二十五菩薩来迎像が見られる。

中之坊では、数輪だが蓮が咲いていた。

池の水の底に生えているらしいもみじと、水面に映ったもみじが幻想的。

いよいよ、16時、練供養会式が始まる。この行事は、正式名を聖衆来迎練供養会式(しょうじゅう らいごう ねりくようえしき)という。當麻曼荼羅を一晩で織り上げたといわれる伝説の女性、中将姫が29才のとき、二十五菩薩の来迎により極楽浄土へ導かれた、現身往生(その身のまま往生すること)を再現した行事である。毎年、成仏されたとされる旧暦3月14日である現在の5月14日(来年から4月14日)に行われる。法会は、本堂(曼荼羅堂)から娑婆堂を結んだ来迎橋(架け橋)の上で行われる。

西日がまるで後光のようにさす本堂から、まずは中将姫登場。

撮れていないが、この神輿の中に中将姫坐像が鎮座している。

続いて、お稚児さん、雅楽団、僧侶の登場。美しい。

白いお顔の天童(天人)に導かれて、いよいよお出ましだ、二十五菩薩!!皆さま、視野が極めて狭くなるため介添えの方が付いている。足元がおぼつかないご様子で、まるで二日酔いのように見えたりして、あまりに親しみやすくかわいらしい。係の方いわく、千年以上続くうち、お一人もまだ、つまづいたり落ちたりしていないので、相当プレッシャーもあるとのこと。

逆光のため、後の浄土へお帰りの画像をご覧いただくとして、最後3名の菩薩を残し、娑婆堂前に一同勢ぞろいされた。介添え人の方々が、それぞれの菩薩様の後頭部を扇子であおいでいらっしゃる。西日はかなり強かった。娑婆堂内の真ん中に写っているのが、中将姫坐像が乗っている神輿。

一段楽して、23人目の観音菩薩様がご登場。ここで、注目!!何も乗っていない蓮台を持って、舞いながら登場される。 

右に高く掲げていらっしゃるのが、蓮台である。後ろに、勢至菩薩、最後を勤められるのが普賢菩薩で、全員が娑婆堂にお揃いになった。そして、娑婆堂内で、観音菩薩がお持ちになった蓮台に成仏された中将姫が乗せられ、勢至菩薩がなでる。

神輿の前、観音菩薩がひざまずいて蓮台に乗せた中将姫を持ち、勢至菩薩が右から白い手をかざしているように写っているのが、なでている途中。蓮台の周りを大きく円を描くように、手の指をひらひらとさせながら ”なでる” 。

中将姫が成仏されました。

入場と逆に、浄土(本堂)へ向かう。まずは、成仏された中将姫と観音菩薩さまから。手には、先ほどの蓮台に中将姫のお姿が。

続いて勢至菩薩さま。堂々たるお姿。

頼れる存在、普賢菩薩さま。

天童(天人)に導かれて二十二菩薩様が続く。

そして、浄土へ消えて行った。

雅楽が遠くへ去ったあと、もの悲しい音楽が流れていた。お天気もよく、見るもの美しく、うっかり微笑ましく観ていたが、現世からすれば美しい中将姫が、29才という若さで成仏なさるのは、寂しく悲しいことなのか。私としては、中将姫は、やることをやって、美しいままの姿で、二十五の菩薩様に迎え入れられ極楽浄土へ行かれたので、さすがに菩薩様に迎えに来ていただくことは難しいであろうが、そのように生きられたらなぁ、と思ったのである。すでに、29才を若干粗雑に過ごし、はるか遠くまで生きながらえて、未だ奈良でいろいろなことを教わりながら日々過ごしている。

ありがとうございます。

ヤマトタチバナ日記9~植樹~

待ちに待った4月2日、山の辺の道に大和橘を2本植樹した。向かいに渋谷向山古墳、背景に植えたての桜、菜の花と雪柳に囲まれた、絶景である。

まずは、シェフから。

収穫用なので、からたちの木に接木してあるが、接いだ部分を地表に出しておくことがポイント。

画像の地面から太くでている白い枝がからたちで、そこから伸びるやや細いグリーンの枝が大和橘。二つの木がしっかりつながっている。フシギ!

竹で添え木する。昔ながらの道具を的確に使いこなす、仲尾さんにもお手伝いいただいた。なんと、城さんとは幼なじみ!!んん十年に渡る旧知の仲で、あ、うんの呼吸がすばらしい。

それでは、わたくし。

「あ、仲尾さん、やります!やります!」の図

どうしてこうも不器用なのか・・・・くわを使いこなせず、早々にご返却の図

一段上った後ろには、植えられたばかりの枝垂桜、ソメイヨシノ、山桜が、早くも少し花を咲かせていた。橘と共に大きくなれよ~。

記念撮影、ぱしゃり。カメラマンは、城さんたちと共にいろいろとサポートくださった、なら橘プロジェクト副代表で、日頃、大和橘のお世話をしてくださっている久保田さん。植樹後、奈良の太古からの歴史や、大和橘の育て方などたっぷり伺うことができ、大変貴重な時間を過ごさせていただいた。

天候にも恵まれ、大変楽しいひとときでした。城さん、仲尾さん、久保田さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

ヤマトタチバナ日記8~商品とグルメ~

最近、「あ、これこれ、大和橘。撮っとかなきゃ。」と、大和橘を使ったお料理やデザートを、スマホ撮影してくださる若き女子たちがいらっしゃる。押し付けになってもいけないので、基本的にあまり長い説明をしないようにしているのだが・・・・・感激である。ご年配の方が、新聞に載っていた、テレビで観たというのもちらほら耳にし、かなり喜んでいたのであるが、なんと、若き乙女たちにも浸透しつつあるのは、輝かしい未来が見えるようである。「私、平安時代オタクなので、あの”橘”を食べれるなんて思ってませんでした!ほんとびっくりです!!」などとおっしゃる方も。こちらこそ。(嬉)

商品化され、”買える大和橘” ”お土産やプレゼントになる大和橘” が少しずつデビューしている。私が最近、”いただいた大和橘”をご紹介します。

<本家菊屋 橘ほの香>

橘プロジェクト発起人でもある、本家菊屋さんの『橘ほの香』

なんて美しい御菓子なんでしょう。薄いしゃりしゃりとした砂糖で覆われたゼリーのような食感。名前のとおり、橘の上品でほのかな香りと、やさしい和菓子ならではの甘みがなんとも繊細で瑞々しい。

購入できるお店

● GOTO-CHI奈良店(近鉄奈良駅構内のお土産屋)

● 本家菊屋の各店舗(店舗一覧)

 

<ヴァンベルのシトラスタチバナ ハンドクリーム>

大和橘の学名は Citrus Tachibana シトラスタチバナである。ステキ。

桜井市の化粧品製造販売会社のヴァンベルさんのシトラスタチバナ ハンドクリーム。

はぁ~~~~~、この爽やかで上品な香り。仕事柄、ハンドクリームは必需品だが、香りよりも実用性で選んできた。この至福の香りは、確実に安眠を約束してくれるだろう。そして、おでかけ時につければ、気分上々♪

いただいたのは、できたてホヤホヤのサンプルである。近いうちに、奈良のあちらこちらのお店で購入できることが望まれる。

 

<グルメ部門 ボルゴ・コニシ>

あ、いただいた、っていうか、たまには宣伝しておこうかと・・・はい。

ここ一年で、シェフの最もお気に入り食材NO.1なのではなかろうか。もう、使いまくりなので、だいたいいつでもご賞味いただけるのだが、最新の橘料理をひとつ。

ブロッコリーとグアンチャーレ、大和橘のストリケッティ

蝶が羽を休める形をイメージした手打ちパスタ”ストリケッティ”は、エミリアロマーニャ州のパスタである。大和橘の高貴な香りに誘われてやってきた蝶が、羽を休めるイメージで考えたひとさら。以前触れたように、アゲハチョウは少々困るのだが。

大和橘の葉のパウダーを練りこんで、ほんのり苦味と香りのあるストリケッティには、グアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)とブロッコリー、橘の実を丸ごと刻んで入れたクリームソースでいただく。橘の酸味とほのかな苦味が、グアンチャーレとクリームソースの甘みをだれさせない。間をつなぐブロッコリーが、いい仕事してます!最後まで飽きず、さらりといただけるひと皿。もう少し暖かくなったら、菜の花の苦味とも合わせたい。

前菜からデザートまで、いろいろ使ってます!大和橘。

 

そのほか、大和橘を食べられるお店は、ぞくぞく増加中!百聞は一”食”にしかず、是非、ご賞味ください!!

日本料理 白Tsukumo

スペイン料理 アコルドゥ

イタリア料理 コムニコ

三輪素麺池利 千寿亭

カフェ メリッサ

ティーハウス クリノキ

 

ヤマトタチバナ日記7~収穫2018~

2018年は、『思い立ったら吉日』でいこう!・・・今に始まったことじゃなし、言わずもがな・・・

1月14日夜、思い立ってしまった、そして、すぐ城さんに電話。私たちの比ではない、驚くほど行動が速い城さんなので頼もしい。「ハイ、明日9時集合。」

というわけで翌日、思い立つがままに橘の収穫体験へ、GO!!

12月から収穫が始まっており、ずっと行きたかったのだが時間がとれず、やっと念願が叶う♪丸一日でもやるわよー!とばかり、ありったけ着込んで臨んだ。

山の辺の道の橘を収穫することになった。地面には霜が降り、水溜りは凍っていたが、快晴で風がなく収穫日和だった。

わー、なってる、なってる。昨年から、このように突如たわわに実るようになったそうだ。それまでの長い長い道のりから、一気に実って収穫量が増えた。12月から収穫が始まり、現在、完熟状態で種も熟して柔らかいので、そのまま丸かじりできる。これからは鳥との戦いだそう。

木の中の方まで、実がみっしりとなっている。

採っても採っても、次々生えてくるかのごとく、どこを収穫したのかわからなくなる。なんだか、めでたい気持ちである。すっかり無我夢中。気付けば木に埋まっていた。

休憩に少し散歩。2000年前から変わらない山の景色を見ながら、山の辺の道を歩く。

渋谷向山古墳を望むもう一つの畑へ。橘の背後に桜を植えたそうで、今後の景観が楽しみである。寒さから守るため、若い木には不織布がかぶせてある。後ろに桜が育っている。

ここから少し登ったところの別の畑から見える絶景。

画像中央にかすんで見える耳成山(向かって右)と畝傍山。その後方に雄大な葛城山が一望できる。手前にかわいい木々。すくすく育て、大和橘。右のうっそうとした御陵が、渋谷向山古墳。画像には映っていないが、古墳の向こうに二上山も見える。

土地勘のない私に、丁寧に説明してくださる城さん。

耳成山と畝傍山の周りに見える市街は、はるか昔は水面下であり、この橘畑の下を通る山の辺の道まで舟で入ることができた。すぐそこまで水際だったと、改めて想像して見る景色は、まさしく絶景である。

本日の収穫、ここまで!左がシェフ、真ん中わたくし、右側が城さん。城さんは、お店に飾る用に枝付きを採ってくださいました。少しはお役にたったのだろうか?もっといけると思ったのだが・・・。城さん、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

夢中になりすぎて、シェフを撮るのをすっかり忘れた、ごめんなさい。そして2時過ぎ、アクアピアーノ山口さんからの連絡に気付き、第三月曜日のイタリアワイン会が今日だったことを知る、ガーーーーン!!何度もカレンダーを見て、来週を3週目と思い込んでいた。元日の月曜日が見えていなかったのだ、ごめんなさい!

2018年、『思い立ったら吉日』はもういいから、『うっかりを治そう』!!

 

 

 

JR東海ウェブサイト 『わたしならTRIP』 で紹介されました

このたび、JR東海ウェブサイト 『わたしならTRIP 私旅プランvol.6』 で、理学博士 藤野千代さんにご紹介いただきました。藤野さんによる天平文様のデザイン化により、色鮮やかに蘇った文様は、現代の私たちの生活を豊かにしてくれています。気付けば、私も身の回りのお気に入り小物にも、当たり前のように天平文様が!

今回の取材で、撮影のためカメラマンの「雑談をしてください。」という言葉をいいことに、デザイン化について大変だったことなど伺いました。

デザイン化に於いて、研究用にできるだけ現状を維持したもの(にじみなども再現)、少々美しく整える程度にしたもの(にじみなど最小限の修正)、現代に蘇らせるイメージでいろいろな商材に使えるよう手を加えたものと、数パターンあるそうです。後は、企業など文様を使う側が、コンセプトに合わせて選ぶそうです。藤野さんの優しい人柄をいいことに、撮影であることを忘れて話し込むところでした。

『わたしならTRIP』は、JR東海のウェブサイトなので、当然JR東海を利用して奈良へお越しになる方へ向けたサイトなのですが、そこには、それぞれの紹介者の人柄が現れる様な、とっておきのステキな情報が満載♪ 奈良在住で、県外のお客様をご案内するときにも役立ちそうです。

奈良散策におすすめのサイト JR東海『わたしならTRIP』 是非、ご覧ください。