麗しきティーペアリング

先日、祇園MAVO(マヴォ)さんでティーペアリングを体験いたしました。

祇園MAVO オーナーシェフ 西村 勉 氏が生み出した 『ティーペアリング 彩』は、 水出しした日本茶をベースにガストロバック (減圧加熱調理器 )でスパイスやドライフルーツなどのフレーバーを抽出した”新しいお茶のかたち”、それを七十二候 と医食同源を取り入れたフランス料理と合わせる、ティーペアリングです。

ワインを専門にすればするほど、ワインペアリングのようなノンアルコールペアリングがなんとかできないものかと、何年も前からずっと頭の片隅にありました。

現在、いろいろなレストランで様々なノンアルコールペアリングが楽しめますが、 ”お茶”をベースにすることが最も体に馴染む気がしました。

イタリア料理なので、紅茶、フレーバーティ、ハーブティーなどバリエーションが豊富だし、中国茶も良いのではないかと安易に考え 思いつけば試してみましたが、料理の余韻をスパッと切ってしまいアッビナメントにならず、マウスウォッシュしてしまうため実現しません。また、お茶としての完成度が高いほど、何かを加えるとバランスを崩して台無しになるし、いろいろなお茶を順番に選んで出すだけでは何かが足りない。

そうです、日本茶なんて思いつきもしませんでした。最初から頭にない。毎日、家では焙じ茶や緑茶をそれなりに選んで楽しんでいるのに、です。あまりに日常で気づきませんでした。イタリア料理と全くリンクしませんでした。

そんな中、お客様から美味しすぎて取り寄せたからと、福岡 八女 星野村の煎茶を頂きました。

そして、本質的な問題に気付きました。

思った以上に日本のお茶のことを知らない!! (ソムリエ・エクセレンス、青ざめる)この煎茶をどうしてもきちんと正しく味わいたいが、どうするの?湯温は?低めってどのくらい?毎日飲んでるお茶、あれでいいの?ほうじ茶と煎茶では違うってネットに書いてある!!もう、生まれたて赤ん坊脳。 コーヒー、紅茶、ハーブティーには細心の注意を払うのに。

ガーンとなっているところにシェフ山嵜が「こういうのどうでしょ」と。Facebookで祇園MAVOさんのティーペアリングを知りました。 日本茶をベースにした『ティーペアリング 彩』は、まるでワインのように美しい!!更に七十二候と医食同源まで取り入れる、そんな夢のようなことが実現可能なのですか!!即電話予約。

そして、理想を遥かに上回るフランス料理のティーペアリングを体験することになるのです。

まず供されたのは、飛鳥の蘇と 内閣総理大臣賞受賞の宇治白川 辻喜代治さんの 抹茶!!抹茶はお猪口に注がれています。ステキ。

蘇の上品ながら複雑な甘みとねっとりした食感は、まるで小さなチーズ菓子。極上抹茶の苦みのない、上質で深い甘みと旨み、クリーミーな舌触りがとても合いました。ほっとする食事の幕開け。飛鳥の蘇に出会えるとは!器まで日本らしさ満点なのに、味わいにはなぜかフランスのエスプリを感じます。

アミューズは、祇園MAVOのシグニチャー ”始まりは卵”

卵黄のコンフィを器の底に忍ばせた小さな前菜には、煎茶をベースにドライアップルなど加えて抽出し炭酸を注入、仕上げに柚子のビネガーで爽やかに仕上げたスパークリングティーを合わせます。

”始まりは卵”は、優しいミルクの泡の下にりんごやくるみ、食べ進めていく内に濃厚なイクラと卵黄のコンフィにたどり着く、一つのコース仕立てになったような驚きのアミューズです。

イクラにお茶の旨みがすっと寄り添い、ビネガーの酸味と炭酸が卵黄をそっとリフレッシュ、最後は柚子の香りが余韻となって残ります。

ゆっくり水出ししてガストロバックで抽出するので、お茶は柔らかく他の素材はしっかりと抽出されるのだそうです。お茶は感じますが他の素材の風味が絶妙に合わさっています。初めて味わうジャパニーズ・フレーバーティーという感じ。シェフがお料理に合わせて考案されるので、お料理との相性はもちろんのことティーとしての完成度が非常に高いです。シェフの頭の中でどんどんできていくのだそうです。

本日のラインナップ『ティーペアリング彩』色とりどりで見目麗しい。うっとりしてしまいます。

それぞれに使われるお茶とブレンドしてある素材のサンプルは、眺めるだけでアロマ効果。まるでワインの香りのパレットのようです。お茶のブレンド内容は、その日のお料理と共にシェフの頭の中で構築されるため日々変化します。マダムをはじめスタッフの皆様は大変!!シェフの頭の中、見てみたい!!

一皿目は、 間人蟹(たいざがに)!!! 立派なカニの甲羅の下に潜む、新鮮な間人蟹とたっぷりキャビアの前菜 ・・・シェフのご厚意に心より感謝していただきます・・・

間人蟹 とキャビアには、 ”鳳凰”。 宇治白川 辻喜代治さんの 抹茶にする前の手もみをしていない緑茶である ”碾茶”(てんちゃ、中国の甜茶とは異なります)がベースです。手もみをしないことでお茶がもつ旨み成分”テアニン”をしっかりと感じることができます。(煎茶は手もみをしたもの)

間人蟹 の自然な深い甘みを、碾茶の上品なテアニンの旨みと甘みが引き立てるティーペアリングです。キャビアは程よい調味料となり蟹の甘みを増長させながら、ぷちぷちした食感がねっとりとした蟹の食感を際立たせます。余韻には間人蟹の甘みと、碾茶とキャビアの香りが一体となり潮風のよう。

料理の余韻を切らない、むしろワインのように寄り添い盛り上げる、マリアージュ効果をもつお茶が存在するのですか!そのことをお伝えすると、紅茶のように発酵したお茶はマウスウォッシュ効果が強いとのことです。そして、もう一つのお茶の大切な成分”カテキン”は、別名”タンニン”でありワインでおなじみの渋み成分ですが、栽培から丁寧に作った碾茶は、カテキンよりもテアニンを感じることができるお茶ですので、なるほど納得!上質で丁寧に構築されたお料理に合います。

季節のお皿が続きます。二皿目は、牡蠣。低温で殻ごとゆっくりしっかり火を通した牡蠣に、 酸味の効いたお野菜のさっぱりしたソースと濃密なベアルネーズソース の2種のソースで味わいます。

牡蠣には、”薔薇”。ほうじ茶をベースに、ビーツの皮、バラの花びら、ドライアプリコット、ハイビスカスなどを抽出したほんのり酸味があるお茶です。

薔薇という名前の通り、ロゼワインをイメージしてブレンドされたそうで、色も素晴らしい。

低温でしっかりと火を通した牡蠣の旨みと焙じたお茶の旨み、ソースの酸味と焙じたお茶のかすかな香ばしさ、ハイビスカスの酸味が合わさって、バラの花の香りが余韻に残り牡蠣の磯の香りをなんともエレガントに締めくくる、ある意味ワインでは体験できないマリアージュ!!幸せの一言に尽きます。

続いて、少ししっかりめの前菜。 フォアグラ 黒トリュフとリンゴのピュレ、リンゴのぬか漬け(!!!)を添えて 。

フォアグラの温かさで黒トリュフの香りがふわぁ~~~と漂って、もうたまらん!この豪華な一皿には、”華”。

”華”は、和紅茶をベースにドライいちぢく、ドライアップル、ドライパイナップルなどを抽出した、本日初の発酵茶ベースです。発酵茶は口中の油脂分をさっぱりとさせるので、フォアグラの動物性油脂分を優しくウォッシュするため、和紅茶を水出しでベースに使用したそうです。

フォアグラのほんのりナッティな香りと黒トリュフの香りのハーモニー(最高!)を残しつつ優しく口中を洗い流す、絶妙な和紅茶のタンニンです。添えたリンゴのピュレと、浅漬けでもなく古漬けでもなくシロップ漬けでもない、リンゴのフルーティさを残したまま心地よい複雑味をまとったリンゴのぬか漬けが、お茶の甘酸っぱさとマッチしフォアグラを盛り上げる、これまた素晴らしいマリアージュでした。

まだまだ続きます。お次は、間人蟹と柚子のジュレの温かい一皿 黒トリュフと自家製カラスミを添えて。またしても、シェフのご厚意に預かり間人蟹の豪華な逸品!

蓋の上の柚子を絞っていただきます。この一皿には、”鶯”。

”鶯”は、玄米茶ベースで、トンカ豆とシナモン、仕上げに抹茶を加えたにごり茶です。トンカ豆やシナモンの風味をまとった玄米茶の軽やかな香ばしさが、黒トリュフと共に蟹の甘さを引き立て、爽やかながらこっくりとした温かい柚子のジュレと抹茶のテアニンが蟹の旨みを引き立てる至福のペアリングです。日本料理のように見えて日本料理ではない、洗練を感じる”仏”料理。

MAVOさんではお品書きの代わりに、その日の二十四節気と七十二候の言葉と共に西村シェフの想いが書かれた和紙が各席に置かれています。その日は、『立春 東風解凍』でした。全ての素材に多くの人々と自然が関わる、その全ての命と自然からの恩恵を預かり、感じ、手がけ、お客様へと繋ぐ大切な料理人としての役割と、今をいただくことへの感謝を喚起するシェフの想いは、「自らの心に仏を宿し 慈悲 尊厳 感謝を以って行う仏料理という新たな代名詞とともに」という言葉で締めくくられていました。単純にフランス料理ではなく、祇園で日本の料理人が全身全霊を注ぐ”仏料理”なのだと感じました。

お魚料理は、間人蟹と 甘鯛の松笠焼きです。大切にいただきます。

こちらの一皿には、”禅”。

”禅”は、煎茶をベースにほんの少しバニラビーンズを加えた、ピュリニー・モンラッシェをイメージしたお茶です。上質な煎茶を丁寧に抽出することで、ごく少量のバニラビーンズでフランス料理の魚料理に寄り添うグローバルな味わいになるマジック!!上質で深い味わいのお料理に添えられたソースのバターの風味と、ワンランク上の芳醇なテアニンがバニラビーンズのほのかな香りで増幅する、”口福”なマリアージュでした。

お口直しは、柚子のアイスクリームにショウガとウコンのソルベ。

柚子の酸味に甘めのショウガがスパイシーに絡まり、ウコンの香りがエキゾチック。隅々までシェフのセンスが光ります。

メインのお肉料理は、網採り鴨 ストウブで調理した松ぼっくりの燻製です。

メインの鴨には、”彩”。もう、見た目も味わいも完全にブルゴーニュ ピノ・ノワールの古酒です。ブルゴーニュの中でどこかと例えると、シャンボール・ミュジニー。柔らかく優しい中に、芯の通った包容力を感じました。

”彩”は和紅茶ベースで、ハイビスカス、ドライいちぢく、ドライアプリコット、シナモン、スターアニスなどを抽出しています。ここまで複雑で完全なブレンド、その上この素晴らしい色!感嘆のため息。「ブルゴーニュのピノ・ノワールがここまで滑らかに熟成するのに何年待たねばならないのでしょう!!」と申し上げたら、「1995年頃のブルゴーニュをイメージしてブレンドしました。」と西村シェフ。脱帽。

口中を優しくリフレッシュする和紅茶が心地よく、柔らかくも複雑な酸味がお肉の鉄分と相乗、アフターはフルーツのフレーバーが心地よく続きます。余韻が長い!!添えられた里芋との相性も抜群でした。感動の嵐。

アヴァンデセールは、5種の柑橘とヨーグルトのムース、ウコンのピュレと飴を添えて。

ここでもウコンが異国情緒を演出、大人のリゾートを感じる味わいでした。他のテーブルの常連のお客様は、ワインペアリングだったので西村シェフのさり気ないウコン使いに感激しておられました。ワインペアリングも素晴らしかったことでしょう!!

本日は、ティーペアリングのみでの満足感があるかどうかも検証したかった(そして、満足を遥かに超えました!!)ので、残念ながらワインはいただきませんでしたが、ワインとティーが代わる代わる出てくるハイブリッド・ペアリングや、ティーペアリングとグラスワインなど、マダムに自由にご相談可能です。飲める方も飲めない方も、同じように楽しめるようにという、ティーペアリングのコンセプトが完全に実現しています。

デセールは、フォンダンショコラ ほうじ茶のアイスクリームに七味唐辛子をアクセントにベリーのソースを添えて。

フォンダンショコラには、淹れたての煎茶が出てきます。一煎目の柔らかくも深いテアニンの味わいは、フォンダンショコラに勝るとも劣らない想像以上のマリアージュ!!味わいとしての渋みは感じませんが、成分として含まれているカテキンからディジェフティフ(食後の満腹感を緩和し消化を促す食後酒)のような作用を感じてほっとします。

そして、こんなこともあろうかと、ほんの少し残しておきました”彩”!! 先ほどは土台を支えていた和紅茶が、表舞台に映えるフレーバーティとして様変わり。お料理の時と一味違う味わいを楽しめました。混醸のワインが合わせる料理でいろいろな表情を見せるのと同じように、ベリーのソースに少し違うトーンのソースが加わったようなマリアージュ。ティーサロンなどカフェでのオリジナルティーとしても素敵です。

プチフールは、特別なお米で作った最中。白あんに抹茶を練り込んで絞った深緑のあんと酸味の効いたあんを挟んだ、一口サイズの最中です。”仏”料理の解釈から見ると、雪が解けて山肌が見え芽吹きを待つような小さなモンブラン、と言えるかもしれません。梅の花芯には、ウコンのクリームを。

プチフールには、二煎目の煎茶を合わせます。

ウコンとナッツが急須のデザインと似ていて可愛い。二煎目 のテアニンと共にはっきりとカテキンを抽出した煎茶は、まさにディジェフティフ効果抜群!テアニンとカテキンのバランスが素晴らしいです。 たっぷり満たされたお腹はみるみる落ち着き、駅に着くころにはすっかり収まり、軽やかに帰路につきました。お見事でした。

食後にいろいろお話を伺うことができました。

西村シェフは、ペットボトルの普及や日本人の洋食化による、日本のお茶の生産量、摂取量の減少を何とか食い止めたい、 宇治白川 辻喜代治さんのお茶を飲んだ時、強く思われたそうです。そこから悪戦苦闘が始まり、何年もの月日を経て今、『ティーペアリング彩』としてお料理と共にその想いは私たちに伝えられています。

ティーペアリング彩の概念は、さまざまな応用が可能で、もっと簡単に気軽に淹れることもできるそうです。レストランでもカフェでも、なんとご自宅でも!!どこでも誰でも自分のオリジナルティーを作れるように、そしてもう一度、日本茶が日本人にとって最も身近な存在となって、摂取量および生産量の増加につながることが目標だそうです。

そのために、日本ティーペアリング協会を立ち上げ、現在、テキスト作りと講座開講の準備に取り掛かっていらっしゃいます!まずは、飲食店からどんどん発信できたらいいですね!ご興味のある方は、是非『ティーペアリング協会 https://teapairing.jp/  』にアクセスしてください。

また祇園MAVOさんは、 現在のお店から5分ほどの場所に移転される準備のため、 2月いっぱいで一旦お休みに入られます。私のレポートをここまで読んでくださり、居ても立っても居られなくなってしまった方は、ご予約ご来店をお急ぎください!

西村シェフとマダム、そして、スタッフの皆様、心尽くしのおもてなしを、本当にありがとうございました。

年末年始特別ディナーコースのご案内

はっっっっ!と気づけばもう年末迫る!!いかがお過ごしですか?

今年も色々なことがありました。良い出会いにも恵まれました。ありがとうございました。そんな思いを込めて、リストランテ ボルゴ・コニシが贈る令和元年集大成、恒例のクリスマス特別ディナー改め、”年末年始特別ディナーコース”をご用意いたします。

リストランテ ボルゴ・コニシの年末年始特別ディナーコース

2019年12月20日㈮から2020年1月5日㈰まで特別コースを30食限定でご用意いたします。

年末年始特別ディナーコースは、事前のご予約をお願いいたします。

売切れ次第、受付は終了いたします。

ご予約の際、18:00~20:00でご都合の良い時間をご指定ください。

*12月23日㈪、12月31日㈫、1月1日㈬は定休日です。12月30日㈪は営業いたします

*24日㈫と25日㈬の夜は年末年始特別ディナーコースのみとさせていただきます。

 

Stuzzichino フィンガーフード

Apribocca バッカラマンテカート 季節の野菜のマリネを添えて

Antipasto Freddo 村上農場のかぼちゃのアグロドルチェ

Antipasto Caldo チンクエ フォルマ(『プレミオアッチ2019』3位受賞作品)

Primo Piatto エレゾ社の蝦夷豚と宇陀牧場の黒毛和牛 ラグークラシコ、フェリチェッティ社のリガトーニ

Second Piatto エレゾ社の蝦夷鹿のタリアータ

Granita フレーバーティーのグラニータ

Dolce 大和橘とイタリア栗のモンテビアンコ、ローズマリーの香り

Caffe e Te 食後のお飲み物 小菓子と共に

 

¥10,000(税別)

RISTORANTE Borgo KONISHI TEL;0742-26-5581

 

ご来店心よりお待ちしております。

 

南部鉄瓶との出会い②

実行速度5Gのソムリエ 山嵜愛子です。

南部鉄瓶『糸目波紋』購入いたしました♪

蓋のつまみは松ぼっくり。松風を表した鉄瓶だそうです。

・・・・・美しすぎる・・・・・

霰(あられ)は自宅用になるので、記念のツーショットを。

おお、気付きませんでしたが、1ヶ月で霰が熟成しております。

改めてもう一度使い方のおさらいをしてみたら、はしょりすぎていたようです、おっとっと。

もう、大切に大切に、末永く使わせていただきます。

合掌。

南部鉄瓶との出会い①

ボルゴ・コニシ店内に突如現れた南部鉄瓶について、お話ししたいと思います。

現代の名工 佐藤勝久氏作『霰(あられ)』蓋のつまみは、くちなしのつぼみでございます。

・・・・・なんとも美しいフォルム・・・・・

霰模様は内側からひとつひとつ棒で突いて付けていくのだそうです。真上から見るとこの霰の粒が螺旋状に見えて、本当に美しい。

美しさだけではなく機能美も備わっており、お手入れも思っていた以上に簡単!というか、お手入れいらず!!(ここが一番驚きました)その上、この鉄瓶で沸かしたお湯のまろやかさ、やめられません。コーヒー、紅茶の味が全く違うし、冷めた白湯はまろやかで舌触りもとろりと感じ、体に吸収されていくのがわかります。シェフは料理にも使っています。

ボルゴ・コニシのあちこちで使用範囲が広がる南部鉄瓶水ですが、一番わかりやすいのは、自家製ジンジャーエールでしょう。シロップを 南部鉄瓶水を使って 作りバージョンアップしました。砂糖は北海道産てんさいのグラニュー糖、炭酸水は能勢の湧き水で作られています。

是非、ご賞味ください。

自家用に購入した南部鉄瓶ですが、すっかりお店用になってしまいました。

貧血でもなく、家でどちらかというと気に入って長年使い続けているステンレス製のやかんに不満があるわけでもなく、鉄瓶を使うことになろうとは微塵も思っていませんでした。百貨店の催事場でたまたまお話を伺っているときも、この後どこでお茶しようかしら、と気もそぞろだったのですが、気付いたらお話しを聞きながら「どれにしようかしら」と選んでいる自分がいたのでした。凄腕営業マンの超絶饒舌セールストークを浴びせられても最後には「だが、断る!」と岸部露伴の如く、NO!と言える日本人 山嵜愛子ですが、明らかに美しい品を目の前に誠実な説明を伺っている内に、今後も日本に必要です!!まずは我が家に必要です!!!と思った次第です。私が顔の広い富豪だったら、お中元やお歳暮やお祝いや、理由をつけては贈るところですが、ささやかに、次回の催事であと一つ自家用を購入しようと思っています。二つ目は『糸目波紋』と決めています。

佐藤勝久氏の南部鉄瓶は、全国の百貨店などの催事のときしか購入できません。岩手県の工房でも直売はしていないそうです。「少人数で作っていますから、通販などもできません。」とのことで、少人数とはどのくらいですか?と伺ったら、勝久氏とご兄弟、そして息子さんの3名だそうです。ちなみに勝久氏は昭和10年生まれです。ゆっくりと待つのもまたよいものです。

取扱いの簡単ぶりは、ここでは敢えて説明を控えさせていただきます。私の言葉を読むより、売り場でてぬぐいを使った簡単所作を拝見しながら説明を聞いたほうが、納得していただけるでしょう。私はてぬぐい愛用者なので、より一層てぬぐいを使用できる機会が増えてそれも嬉しいことです。朝と夕方の営業時間前には、シェフが見ていて笑うくらい、てぬぐいを使った鮮やかな手さばきでお湯をせっせと沸かしています。道具ひとつで生活がより一層楽しくなります。

ご興味のある方、是非、お近くの百貨店の催事をお調べください。また販売スケジュールは、はてなブログ『南部鉄器マン』で検索してみてください。

!!!!!!!ぬぬぬ!!!!!!!

な、な、なんと、7月9日まで近鉄百貨店橿原店にいらっしゃる!!今、改めて確認のために見て気付きました!というか、ブックマークしているのに、ちょいちょいチェックしていたのに、最新情報を見逃していました!アナログ体質がアダとなる・・・

・・・というわけでアナログの鉄板、近鉄百貨店橿原店にただ今電話して、糸目波紋を取り置いていただけることになりました。8日の月曜日、たのしみに行って参ります♪

*p.s. お昼11時半から昼食をとられるそうです。ご興味のある方は、開店早々か午後がおすすめです。

to be continued・・・

リストランテ ボルゴ・コニシのクリスマスメニュー2018

いよいよ本年も残すところ、あと1ヶ月となりました。

2018年ボルゴ・コニシの集大成、クリスマスメニューが決まりました。

各夜4組限定です。2018年の締めくくりに、ボルゴ・コニシのクリスマスディナーでゆっくりとお過ごしください。ご予約お待ちしております。

 

リストランテ ボルゴ・コニシのクリスマスディナー

12月22日(土) 23日(日) 24日(月) 25日(火) の4日間です。

各夜4組限定です。

ご予約の際、18:00~20:00でご都合の良い時間をご指定ください。

 

Stuzzichino

フィンガーフード

Apribocca

岡田農園の根菜のミッレフォーリエ

Antipasto Freddo

倭鴨とマカンボのサラダ 大和橘の香り

Antipasto Caldo

バッカラとブロッコリーのマンテカート

Primo Piatto

イタリア ヴェネト州産ウサギのラビオリ

Second Piatto

エレゾ社 蝦夷鹿のタリアータ

Granita

榧の葉のグラニテ

Dolce

アマゾンカカオのティラミス

Caffe o Te

食後のお飲み物 小菓子と共に

¥10,000(税別)

RISTORANTE Borgo KONISHI TEL;0742-26-5581

 

*仕入れ状況によりやむを得ず内容を変更することもございます。あらかじめご了承ください。

 

 

 

シェフェスタin奈良 2018 ”シェフズキッチン”に出演いたします♪

ボルゴ・コニシは、今年10年目を迎える、奈良の食の祭典『C’festa シェフェスタ』の奈良会場にて行われる“シェフズキッチン”に出演させていただくこととなりました。出演は、9月22日土曜日、生駒市のCOMMUNICOコムニコ オーナーシェフ堀田大樹氏との共演です。

奈良の食材盛り沢山でお届けします、気になるメニューは・・・

メインメニュー: ¥1,800

  • ヤマトポーク脛肉の煮込み 大和橘のグレモラータ風味
  • 曽爾の米と宇陀のサフラン 奈良のさまざまな茸のリゾット
  • 奈良県産薩摩芋とローズマリーのフォカッチャ

サイドメニュー:

  • 奈良県産野菜のバーニャカウダ ¥600
  • アマゾンカカオと古代醤のブディーノチョコラータ 大和橘のコンフィ ¥600

 

えぇぇぇ!!宇陀でサフラン採れるの?アマゾンカカオと醤(ひしお)ですって??そして、なんだ、ただのバーニャカウダか・・・と思ったそこのあなた!あなどるなかれ!!レストラン御用達農園の野菜を、しっかり味わっていただきます。

 

もちろん、この際、せっかくなんだから、このブログをお読みの方は全てご購入されることと思いますが、〆となる重要なデザートにスポットを当てさせていただきます。

今回出会った食材の中で、シェフ山嵜が鼻息荒く大興奮した食材が、アマゾンカカオでございます。東京のトラットリアNATIVOオーナーシェフ 太田哲雄氏がペルーに行った際、アマゾン奥地のカカオに魅了されたことがきっかけで、自ら輸入販売されています。香りの豊かさと芳醇な味わい、洗練された長すぎる余韻に、ソムリエ山嵜は、カカオ風呂に入っても構わない!と思いました。さぁ、アマゾンカカオに奈良の何を合わせよう、わくわく。

こちらが、アマゾンカカオ。

パートナー堀田シェフの提案“古代醤”に決定しました。紀元前から多くの古代文明が栄え、インカ帝国の中心地だったペルーのカカオと、古代のレシピから蘇った天理市 奈良県醤油工業協同組合の古代醤が出逢った、”ブディーノ・チョコラータ” アラブの影響を受けるシチリアのチョコレート・プディングに仕立てました。

仕上げに、こちらも太田シェフの輸入品、ペルーのスーパーフード、カカオの親戚 “マカンボ(別名 脳豆 ブレイン・ビーン)” をローストしてたっぷり振りかけます。見た目がまさしく、ブレイン!!このひだひだのまま砕けて美しい。

そしてまとめ役、準主役といっても良い名脇役 大和橘のコンフィ。この大和橘がなければ、地中海の味わいにならない、なくてはならない存在なのです。

数に限りがございますので、お早めに!!当日は、奈良公園でお待ちしております♪

 

シェフェスタin奈良は、奈良公園県庁前、登大路園地にて、9月15日(土)~24日(月・祝)10時から17時まで開催されます。

10周年である今年の、日替わりシェフのお料理が楽しめる “シェフズキッチン” は、奈良のシェフのみが参加します。普通の屋台では味わえない、シェフたちが工夫を凝らした1日限定 “アウトドアメニュー” をお楽しみください。

その他、ひと味もふた味も違う “料理屋の屋台” であれこれつまんだり、お酒やワインなど飲み物も充実、最後はマルシェでお買い物、奈良のうまいもん大集合の10日間!晴れますように!おなかすかせて、お越しください!!

ボルゴ・コニシ×コムニコは、10月22日です♪