第1回 奈良のいちご料理orデザート コンクール ~結果発表~

いよいよ結果発表!!

というか、もうどうでも良いくらい時が過ぎてしまいましたが、まずはファイナリストおさらい。
フレンチレストラン『キヤムラ』オーナーシェフ 喜家村睦 氏
『リストランテ ボルゴ・コニシ』オーナーシェフ 山嵜正樹 氏 
JWマリオット・ホテル奈良ペストリー・ジュニア・スーシェフ 筒井光海 氏
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ 副総料理長 兼 中国料理『翠亨園』料理長 石井敏満 氏
京成ホテルミラマーレ 中国料理『 景山 』料理長 若林竜也 氏
ホテルオークラ神戸 常務取締役 総料理長 中田肇 氏

はい、この顔ぶれ。おわかりでしょう。
皆さまのご想像通りの結果でございました。
1位 ホテルオークラ神戸
2位 JWマリオット・ホテル奈良
3位以降は敢えて順位をつけない方針、とのことでした。

奈良でお店をさせていただいて14年のボルゴ・コニシ、力及ばず、無念じゃ(≧◇≦)
ただ、今までのブログで伝わっていると思いますが、最高のイチゴドルチェが完成しましたので、もうそれだけで感謝感激。当日もシェフ自作カンペをその通りこなせて、失敗もなく悔いなし万々歳でした。ありがとうございました。

それでは、各ファイナリストのお料理を出場順にご紹介いたしましょう。

まず、トップバッター、奈良県桜井市のフレンチレストラン『キヤムラ』オーナーシェフ 喜家村睦 氏の作品。
<いいね!煮ても焼いても生でもあすかルビー>

当日シェフ山嵜の出場が2番目だったので、このキヤムラさんの実演だけが見れず大変残念でしたが、この画像からもわかるように優しさ溢れる一皿です。しかもこのイチゴが埋め込まれた蝶々のラングドシャ!!凄い技。
セレブレのノンアルコールスパークリング・ロゼをペアリングでご提案されたのでしょうか、ん~~~合いそう♪

お次は2位に輝きました、JWマリオット・ホテル奈良ペストリー・ジュニア・スーシェフ 筒井光海 氏の作品。
<あすかルビーのタンバル・エリーゼ>

そぉんな、普通のタンバル・エリーゼなわけないじゃないですか。というか、シェフお若い、付き人大勢、全てのパーツがあらかじめ袋にパック詰めされており盛り付けるだけで何工程も!!とても調理時間は組み込めそうもない、まるでJWマリオット・ホテル奈良のペストリーの厨房を訪れたような夢のような一皿。
おうちでは一体どんな器具でどうやってイチゴをそのようにしたら良いのか、私にはさっぱり見当もつきませんでしたが、そんなのどうだっていい!マリオット・ホテルに食べに行けばよいと思い、アフタヌーンティーを検索したらまさにイチゴフェア開催中で心躍るも、完全古都華尽くしでした・・・。
そんな状況でお忙しい中、別途あすかルビーのメニューを考案されたのですね。見るも美しい今をときめくミレニアル世代の実演を拝見できました。
ちなみにお皿は、超VIPにだけお出しする鹿の角をモチーフにした特注のお皿だそうです。

お次は、イチゴを中国料理に?今回かなり楽しみにしておりました、まずは一品目、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ 副総料理長 兼 中国料理『翠亨園』料理長 石井敏満 氏の作品。
<大海老と彩り野菜のあすかルビーマヨネーズ和え>

ちょ、ちょっと!なんと大胆なイチゴ使い!!その前に、カリフラワーを中華包丁で極薄に切っていく、そして細身のアスパラを縦に4等分していく素晴らしい包丁さばきに釘付けでございました。当たり前の技術だそうです、凄い。
「海老のマヨネーズ和えは大変おいしいお料理なのに、日本では苦手意識のある方が多い。」今回、その美味しさをあすかルビーで現代風に表現されました。
実演を拝見して、温かいマヨネーズというより練乳などを巧みに使ったマヨネーズに似た風味のソースだと思いました。そして、そこにイチゴの香りと酸味が散りばめられて、透き通った生のカリフラワーと旬のアスパラの食感と味わいが、カラッと揚げた大海老を軽やかに演出します(妄想)。
包丁さばきに加え、この大海老が中華鍋の中でいい音をたてながらクルリクルリと次々揚がっていくさまは圧巻!!食欲そそりまくり。

そして興味津々、中国料理二品目、京成ホテルミラマーレ 中国料理『 景山 』料理長 若林竜也 氏の作品。
<紅苺玉(コウバイギョク)~あすかルビーのココナッツ団子”strawberry style”~>

ビーツで色付けした生地に白あんを包み15分蒸し、仕上げにココナツファインを細かくみじん切りしてまぶしてあります。
フルフル感凄い♪・・・で、終わるわけございません!!ファイナリストですよ!なんと、食べると白あんの中心からアツアツのあすかルビージャムが溢れ出すという逸品。
このアツアツあすかルビージャムは、イチゴと氷砂糖を数週間漬け込んで作ったイチゴ酢と、通常のジャムより糖分を3分の1に抑えた酸味のあるジャムからできています。フルフルモチモチ生地、白あんの甘みにアツアツあすかルビージャムの酸味と香りがぶわっと口中に広がりまさに口福。このアツアツ感は、まさに小籠包レベル。こればかりは猫舌の私もなんとかして食べます。

あら、まるで実食したかのよう?
なんと後日、若林料理長が送ってくださったのです!!本当にありがとうございました。
ちなみに先日、千葉のラジオに生出演されるとのことで拝聴しました。お子様と作る中国料理のYouTubeなども公開されています。そんな若林料理長の大勢を幸せにする愛溢れる一品でした。

最後は堂々1位に輝きました、ホテルオークラ神戸 常務取締役 総料理長 中田肇 氏の作品。
<あすかルビー・奈良県産ミニトマト・明太子の三輪素麵 春爛漫のサラダ仕立て>

日本のさまざまなもののルーツをたどれば、神話も含め大和の国(奈良)が発祥となることが多いのですが、そうめんもその一つで奈良県三輪素麺工業協同組合のホームページによると、いまから千二百余年を遡る昔、大和の国の三輪(奈良県桜井市)で生まれた手延べそうめんが日本の麺食文化のルーツだそうです。当時、飢餓と疫病に苦しむ民の救済を日本最古の神社 三輪山の大神神社に祈願した際、神から賜った啓示により生まれた三輪素麺は、その後お伊勢参りの途中で訪れた人々を魅了し、手延べの製法が播州(兵庫県)、小豆島、島原へと伝わったそうです。
播州の素麺は、揖保乃糸が有名です。
揖保乃糸のホームページよると、播州の素麺は斑鳩寺(揖保郡太子町)の古文書(1418年室町時代)に”サウメン”の記述が見られ既に食していたようで、素麺づくりが本格的になったのは江戸時代(1771~1780年)と言われており、揖保乃糸の産地化は龍野藩による著名な産物の保護育成を始めた1804~1818年からと考えられているそうです。


中田総料理長は、あすかルビーのメニューを考案する際、神戸で近隣のスーパーマーケットに訪れ目にしたのが奈良県産三輪素麺だったそうです。「そうか、奈良にも素麺があるじゃないか。」ということで素麺とあすかルビーを、いつもお料理を考案する際大切にしている五味(酸味、苦味、甘味、辛味、塩味)で表現されました。
素麺にたっぷりのイチゴと明太子・・・想像できない!

翌日、シェフ山嵜が見よう見まねで、素麺とイチゴと明太子の相性を味わうため敢えてベビーリーフは使わず作ってみました。

イチゴのパウダーがないのでバルサミコ酢で描いた枝に桜を咲かせることはできませんでしたが、イチゴと明太子をトマトがつないで爽やかな酸味と香りに旨みが備わった絶妙なソースとなり、素麺はカッペリーニの如く美味でした。老若男女大勢で取り分けたら楽しいお花見になりそう♪(コロナ後にね)

最後に備忘録、RISTORANTE Borgo KONISH オーナーシェフ山嵜正樹 氏の作品。あ、もういいって?まぁそうおっしゃらず。
<トルタ・ディ・フラーゴレ>

朝採りあすかルビー『ふじい農園』

当日の朝、摘みたてイチゴを受け取りにふじい農園へ。お忙しい中、極上あすかルビーを綺麗にパック詰めしてご用意くださいました。審査員の方へあすかルビーのお花のプレゼントも。確かに承りました!!行ってまいります。

お花は審査員用カトラリーセットに添えました。

いよいよ実演開始!

リポーターの方の質問に答えつつ作業を進めていきます。

最前列は審査員の方々でシェフに興味がないわけではございません。右のスクリーンに映し出される手元の動画をご覧になっています。

なんと、ふじい農園の奥様がこっそり駆けつけてくださいました!!画像の右側、白いお洋服でカメラを構えていらっしゃる女性です。

ちなみにこちらは、京成ホテルミラマーレチームの実演風景。フェイスシールドが若林料理長で補佐のお二人は同ホテルの他のレストランの料理長です。皆さまダンディなのにイチゴのマスクがお似合いです。壇上に大勢いらっしゃるといいですね。シェフ山嵜以外は、皆さんこんな感じです。

はい、できました!トルタ・ディ・フラーゴレ、完成です!

はい、やりきったヾ(≧▽≦)ノ

本日のスポンサー企業様。ありがとうございました。

出演者の皆様、本当にありがとうございました。
あああああ!コック帽ってドレスコードありました?持ってないんですけど!というか、かぶったことない!