真夜中のワイン会

「沢山のワインの中から、どうやって選んでいるのですか?」と聞かれることがあります。

味覚というのは極めて主観的なもので、多少の知識があってワインの雑誌やカタログなどのテイスティングコメントを読んでも、果たしてそれが自分の感覚と一致しているのかどうかあやふやで、確かめるすべもありません。ですから、ワインの輸入業社による試飲会や、ソムリエ協会のセミナーで沢山のワインを味わい、常に確認し自分の中の感覚を正していくことを繰り返しています。会場で知ってる方を見つけたら、質問攻めにしてみたり。

そして、もうひとつ。毎月1回真夜中のワイン会に参加させていただいています。メンバーは、近隣のフランス料理やイタリア料理のオーナーシェフ兼ソムリエの方々を中心に、8名ほどの飲食業に携わっている人たちです。

先月は珍しく、というか初めて我がベッカン・ピアットが会場となりました。片付け風景ですが。

会は、繁忙期以外ほぼ休むことなく20年近くされていて、私は、この仕事を始めた8年ほど前から参加しています。もう生き字引のような方たちばかりで、厳しいご指摘に半べそをかくこともありましたが、何故かこの会が大好きでまさかの体調不良以外はほぼ皆勤で通っています。

毎月、一人ずつ自分で決めたテーマを元に予算内でワインを揃え、ブラインド(なんのワインかわからない状態)で各自テイスティングし、一人ずつコメントを発表していきます。基本的に、フランスワインを中心に行います。いたってまじめな会でございます。そして先月は、私の番でした。

テーマは、アルザス。マルセルダイス3本と1本だけヴァインバック(左から2本目)を入れました。私はクラシカルなワインが好きなので、今回はヴァインバックのリースリング、グランクリュが主役です。初めて飲みましたが・・・・・大好きです!!!優雅で美しくうっとりしました。且つフレッシュな酸もしっかりと芯にあって、ついつい飲みすぎてしまいそう。

しかし、ワインというのは本当に奥が深い!!そして、ワイン自体も時代と共に変化していき、わかったような気がしてもまたわからなくなる、とても面白く味わい深い飲み物です。フランスワインは、やはり基本中の基本であり、そこから学ぶ「美味しい」というニュアンスは、他国のワインを選ぶ際の基準になる気がします。それは決して他のワインにフランスワインと同じ味わいを探すことではなく、良いワインがどういうものかを知ってこそ、それぞれのワインの良さを探し出せると思うのです。

なんだか果てしない、、、一生勉強は続きそうですが、皆様にベッカン・ピアットのお料理を彩る美味しいステキなイタリアワインをこれからも沢山ご紹介致したく、本日も張り切って!ワイン会に行ってまいります♪♪♪