知りたい!!日本酒 その2

さて、セミナーを受講しながらの私の妄想日本料理、一般的な京料理の流れ 「八寸」「造り」「御椀」「焼物」「揚物」「焚合」「酢の物」「蒸し物」「御飯、汁、香物」を参考に、勝手に日本酒と合わせてご紹介しております。コースも中盤にさしかかり、3本目の大七生酛純米CLASSICで、このまま揚物、焚合、と進んでも十分楽しめそうですが、ここからお出汁を使ったお料理も増えてくることですし、、、

4本目は、

剣菱 純米酒 「瑞穂黒松剣菱」(兵庫県)

500年守り続けられる、先人の知恵と技を積み重ねてしか生まれない伝統的な製法で造られる“黄色く色づいた伝統の味”。そうして造ったお酒を更に2年以上熟成させ、ブレンドされたのがこの瑞穂黒松剣菱です。

三温糖のような濃厚な香り。長い余韻の中でしっかりした甘みが、ナッツやキャラメルのような味わいに変化していく、旨みがじわりと広がる味わい深いお酒です。こんな日本酒があるとは!!

揚物をお塩で、天つゆ代わりに剣菱をいただきたいです。そして、焚合!!綺麗なお出汁だからこそ実現する、ふくよかで厚みのある味わいのお料理を更に盛り上げてくれそうなお酒です。日本人でよかったな~、あ、よだれが。

おなかもかなり満たされて、ほろ酔い気分になってまいりました(妄想はなはだしい)。そこで、酢の物とは、気が利いてます。そして、優しい蒸し物、ご飯・・・と、日本料理と日本酒って本当にすばらしいですね!!

はっっっ!!と我に返ったセミナー会場で、出てきた5本目は、

福寿 純米酒 「しぼりたて生酒」(兵庫県)

番外編でございます。生酒とは、製造過程で通常1,2回行われる加熱殺菌を行わず瓶詰めされたお酒です。しぼりたてですので、熟成を一切していないフレッシュな状態といえます。アルコールの香りが立ち昇り、チェリーブランデーのよう。いきいきとした若々しさを感じます。この個性をじっくり味わうには、食後酒として、また、日本酒バーなどが良さそうです。

ここまできて、すごい酒豪に思われているかも知れませんが、実は、たしなむ程度が精一杯でございます。そんな私に、ありがとう!6本目、

福寿 純米酒(発泡性) 「あわ咲き」

白濁してほんのり泡が見られます。アルコール6.5%、瓶内発酵させてあります。南仏のスパークリングワインの製法のメトード・リュラル(発酵途上のワインを瓶詰め密閉し、残りの発酵を瓶内で行い発泡させる製法)と同じような製法で造られています。

ヨーグルトのような将に乳酸を感じる味と香り。程よい酸味とヨーグルトラムネのような印象で、イタリアの優しいスパークリングワイン、モスカート・ダスティを思わせ、ほっとします。お酒の弱い私は、このあわ咲きでコースを通してもいいかも、と思いました。

お米からこんなにいろいろなお酒ができるのか・・・・ん?いつの間にか、こんなところに7本目、

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濃い琥珀色、濃厚な甘い香り、カラメルのようなとろみとべっ甲飴のような味わい・・・・・これは、貴腐ワインのような、なんと優美な日本酒でしょう!!!

っっっな、なんと!!

高嶋酒類食品 「はくびし本みりん三年熟成」+屠蘇散仕込み(兵庫県)

屠蘇散は、数種の薬草を組み合わせたもので、縁起もののお酒として日本酒やみりんに加えて造る、あの”お屠蘇”に使われます。江戸期に清酒が一般的になる前、甘みのある高級酒として飲まれていたみりん。現在では、ここに屠蘇散など薬草を加え薬用酒として飲むこともあります。養命酒が有名です。

この本みりんの原料は、兵庫県内産の有機もち米、同米麹、福岡県米焼酎。その昔、甘みのある高級酒だった、というのが納得できる高貴な味わい。ずーっとちびちび飲んでいたい。お料理に使うと、お砂糖もいらない、お出汁にほんの少量で味が決まりそうな、本みりんの凄さを体感いたしました。

講師は、神戸酒心館(福寿)支配人の湊本雅和氏でした。ソムリエでもある氏の日本酒フルコースセミナー。粋なセレクトと流れるような講義、わかり易い説明にすっかり感激致しました。ステキな休日をありがとうございました。

これからもっと日本酒を飲もう♪