スペシャルティコーヒーのすすめ

ボルゴ・コニシで食後にコーヒーをご注文された際「ミルク、お砂糖はご利用でしょうか?」と私に聞かれたことを不思議に思われた方もいらっしゃることでしょう。使おうが使わまいが、どっちだっていいじゃないの、ね~。

ちょぉおおおっと待ったぁぁぁ~!そんなのこのシニアソムリエが許しませんぜぇえええええ(JOJO展の感動が覚めやらぬ)

ミルク、砂糖が必要な方には、マシンでお入れするグァテマラを。不要な方には、フレンチプレスでお入れしたスペシャルティコーヒー ウガンダをご用意いたします。

コーヒー豆とミル、フレンチプレスの画像

あちらこちらで目にすることが多くなった“スペシャルティコーヒー”ですが、おさらい。

日本スペシャルティコーヒー協会のホームページから引用させていただきますと、『スペシャルティコーヒーとは、生産国において栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。』

コーヒーの世界でもワインと同じ産地特性、いわゆるテロワールTerroirの表現が評価基準になっています。そして同じくサスティナビリティSustainability(環境、社会、経済などが良い状態で将来に渡り持続可能にすること)や、トレーサビリティTraceability(物品の流通経路を最初の生産段階から最終消費または廃棄段階まで追跡が可能な状態)の重要性も謳われています。

当店のウガンダコーヒーは、ウガンダ東部ブギシュ地方エルゴン・マウンテンの麓、標高1800~2000mにある農園で栽培されています。品種はアラビカ種ティピカ(原種)。無農薬、無化学肥料で栽培した格付けAA(最高等級)の生豆を、「でぃあ珈琲(三重県鈴鹿市)」の島野彰久さんに焙煎していただいています。2018年までならまちで営業されていて、数年前にたまたま立ち寄り大変気に入り、どうしてもお店で出したいと思いました。実際お店で提供できるようになるまで、道具の選別から入れ方まで、さまざまなご指導をいただきました。このウガンダコーヒーの香り、酸味、甘み、旨みを最も良い状態で引き出すために、豆の量や抽出の加減、お湯の温度などを決定する微調整にも立ち会っていただき、何杯も一緒に飲んでいただきました。鈴鹿にお引越しされてからもお世話になっています。

農園の人々が大切に育てた高品質な生豆に、息吹を与える焙煎士、それを間違いなく的確にお客様にご紹介するのが私の使命だと思っています。ワインと全く同じです。

フレンチプレスで入れることで、コーヒー豆の油分や旨みを丸ごと味わっていただけます。雑味がない適切な栽培と焙煎によるコーヒー豆だからこそ可能です。

ミルクやお砂糖をご利用される方にもなんとか味わっていただこうと、濃く入れたりミルクの種類を変えたり、いろいろ試しましたが、味わいのバランスがどうしても崩れてしまうので断念しました。ご了承ください。

もちろん、ミルクやお砂糖用のグァテマラも最もおすすめのものをご用意しております。

このボルゴ・コニシ用に焙煎していただいているウガンダコーヒー豆は、店頭で販売もしています。(申請認可済)フレンチプレスがない場合、急須に挽いた豆を入れ85度くらいのお湯で豆を湿らせて10~20秒ほど蒸らし、お湯を注いで4分。茶漉しでこすとフレンチプレスと同じ効果が得られます。私も自宅では急須で気軽に楽しんでいます。是非、お試しください。

ボルゴ・コニシ仕様 ウガンダコーヒー豆

しかしながら、スペシャルティコーヒーを本気で楽しむには、焙煎士によるカフェに勝るものはありません。さぁ!あちらこちらで焙煎士自慢のスペシャルティコーヒーが味わえる昨今、コーヒーライフを楽しもう!すわっ!