南部鉄瓶との出会い①

ボルゴ・コニシ店内に突如現れた南部鉄瓶について、お話ししたいと思います。

現代の名工 佐藤勝久氏作『霰(あられ)』蓋のつまみは、くちなしのつぼみでございます。

・・・・・なんとも美しいフォルム・・・・・

霰模様は内側からひとつひとつ棒で突いて付けていくのだそうです。真上から見るとこの霰の粒が螺旋状に見えて、本当に美しい。

美しさだけではなく機能美も備わっており、お手入れも思っていた以上に簡単!というか、お手入れいらず!!(ここが一番驚きました)その上、この鉄瓶で沸かしたお湯のまろやかさ、やめられません。コーヒー、紅茶の味が全く違うし、冷めた白湯はまろやかで舌触りもとろりと感じ、体に吸収されていくのがわかります。シェフは料理にも使っています。

ボルゴ・コニシのあちこちで使用範囲が広がる南部鉄瓶水ですが、一番わかりやすいのは、自家製ジンジャーエールでしょう。シロップを 南部鉄瓶水を使って 作りバージョンアップしました。砂糖は北海道産てんさいのグラニュー糖、炭酸水は能勢の湧き水で作られています。

是非、ご賞味ください。

自家用に購入した南部鉄瓶ですが、すっかりお店用になってしまいました。

貧血でもなく、家でどちらかというと気に入って長年使い続けているステンレス製のやかんに不満があるわけでもなく、鉄瓶を使うことになろうとは微塵も思っていませんでした。百貨店の催事場でたまたまお話を伺っているときも、この後どこでお茶しようかしら、と気もそぞろだったのですが、気付いたらお話しを聞きながら「どれにしようかしら」と選んでいる自分がいたのでした。凄腕営業マンの超絶饒舌セールストークを浴びせられても最後には「だが、断る!」と岸部露伴の如く、NO!と言える日本人 山嵜愛子ですが、明らかに美しい品を目の前に誠実な説明を伺っている内に、今後も日本に必要です!!まずは我が家に必要です!!!と思った次第です。私が顔の広い富豪だったら、お中元やお歳暮やお祝いや、理由をつけては贈るところですが、ささやかに、次回の催事であと一つ自家用を購入しようと思っています。二つ目は『糸目波紋』と決めています。

佐藤勝久氏の南部鉄瓶は、全国の百貨店などの催事のときしか購入できません。岩手県の工房でも直売はしていないそうです。「少人数で作っていますから、通販などもできません。」とのことで、少人数とはどのくらいですか?と伺ったら、勝久氏とご兄弟、そして息子さんの3名だそうです。ちなみに勝久氏は昭和10年生まれです。ゆっくりと待つのもまたよいものです。

取扱いの簡単ぶりは、ここでは敢えて説明を控えさせていただきます。私の言葉を読むより、売り場でてぬぐいを使った簡単所作を拝見しながら説明を聞いたほうが、納得していただけるでしょう。私はてぬぐい愛用者なので、より一層てぬぐいを使用できる機会が増えてそれも嬉しいことです。朝と夕方の営業時間前には、シェフが見ていて笑うくらい、てぬぐいを使った鮮やかな手さばきでお湯をせっせと沸かしています。道具ひとつで生活がより一層楽しくなります。

ご興味のある方、是非、お近くの百貨店の催事をお調べください。また販売スケジュールは、はてなブログ『南部鉄器マン』で検索してみてください。

!!!!!!!ぬぬぬ!!!!!!!

な、な、なんと、7月9日まで近鉄百貨店橿原店にいらっしゃる!!今、改めて確認のために見て気付きました!というか、ブックマークしているのに、ちょいちょいチェックしていたのに、最新情報を見逃していました!アナログ体質がアダとなる・・・

・・・というわけでアナログの鉄板、近鉄百貨店橿原店にただ今電話して、糸目波紋を取り置いていただけることになりました。8日の月曜日、たのしみに行って参ります♪

*p.s. お昼11時半から昼食をとられるそうです。ご興味のある方は、開店早々か午後がおすすめです。

to be continued・・・