
ボスコ ディ ブロッコリー
冬
冬
見た目がまるで小さな森のようなので『ボスコ ディ ブロッコリー』(ブロッコリーの森)と名付けました。
ブロッコリーはキャベツの一種がイタリアで品種改良され、花を食用とする現在の姿になりました。和名はメハナヤサイ(芽花野菜)、ミドリハナヤサイ(緑花野菜)です。
ヴェネト州の干しダラを使った伝統的な郷土料理であるバッカラ・マンテカートと合わせることで、奈良で採れる美味しいブロッコリーをイタリア料理に仕立てました。
ブロッコリーのピュレとバッカラ・マンテカートを合わせ、その上に食感よりも野菜本来の甘みや旨みを引き出すため柔らかく茹でたブロッコリーをドライトマト、松の実、干しブドウなどから成るソースと絡めて添えました。
花蕾に溜まったソースが噛むほどにブロッコリーの旨みを引き出します。ブロッコリーを堪能できる一皿です。