7月の旬を楽しむスタジオーネ・コース『大和丸なす』のメニューが決まりました

7月7日(金)から7月17日(月・祝)、期間限定でご用意いたします、大和丸なすにスポットを当てた旬を楽しむスタジオーネ・コースの詳細が決まりました。

Stuzzichino~フィンガーフード Benvenuto NARAようこそ、奈良へ~
奈良市前田農園のトマトを使ったピッツァ・マルゲリータ
アマゾンカカオを練り込んだグリッシーニと奈良漬
*大和丸なすとショウガのラビオリ*

Apribocca~アミューズ~
温かい自家製リコッタチーズと ”蘇 So” の前菜 3種のソースを添えて
(パプリカのソース、リンゴのモスタルダ、シャクヤクの花びらのハチミツ)

Antipasto Freddo~第一前菜~
*<揚げ、蒸し煮>大和丸なすのトラパネーゼソース イベリコ豚のラルドを添えて*

Antipasto Caldo~第二前菜~
村上農場 熟成男爵のバッカラマンテカート マントヴァソース

Primo Piatto~パスタ料理~
*<炭火焼>大和丸なすと焙じ茶 鎌田ファームの米のリゾット 大和茶新茶のスープ茶粥仕立て*

Second Piatto~メイン料理~
宇陀牧場井上牛の赤ワイン煮込み

Granita~プレドルチェ~
大和橘のリーフティーと焙じ茶のグラニータ

Dolce~デザート~
*<蒸し>大和丸なすにコーヒーを含ませて ザバイオーネとアーモンドのアクセント*

Caffe e dolcini~小菓子~
アマゾンカカオ トルタカプレーゼとモディカチョコレート

 

<近隣で購入できる使用食材>
★大和茶(ほうじ茶、煎茶、食後の抹茶):田村青芳園茶舗
★奈良漬:今西本店

新たな大和丸なすの魅力、イタリアと日本の伝統的な食文化を、シェフ山嵜が誠意を込めて総合プロデュースしたスタジオーネ・コースです。
今年最後の収穫期を迎える奈良を代表する大和伝統野菜『大和丸なす』
2023年食べ納めは是非、リストランテ ボルゴ・コニシでお待ちしております!

さて、どんな料理かもう少し知りたい方は、続きをご覧ください。

サプライズを楽しみたい、自由に味わいたい方、ネタバレあります。
決して続きをご覧になりませんように。

 

<ソムリエ・エクセレンスの大和丸なす試食レポ>

*大和丸なすとショウガのラビオリ*
大和丸なすとショウガの相性をラビオリに閉じ込めた。ほんの少量の宇陀牧場井上牛を混ぜることで旨みが足され、ナスとショウガの香りが爽やかに口中に広がる。

*<揚げ、蒸し煮>大和丸なすのトラパネーゼソース イベリコ豚のラルドを添えて*
まずは、朝採りならではの翡翠色の美しさ。自らの水分によって蒸し煮された大和丸なすの弾けるような食感、溢れる果汁とトラパネーゼソース(トマト、バジル、アーモンドのソース)が乾いた体に吸収されていく。
大和丸なすのサイズ感を想起させる真ん中を切り出し揚げることで、油分を含んだ揚げナスならではのむちっとした食感が、味わいに絶妙なコントラストを生み出す。
仕上げに添えるイベリコ豚のラルドが、決して邪魔することなく全体をまとめながら程よいアクセントとなり、大和丸なすの味わいを引き立てる。

*<炭火焼>大和丸なすと焙じ茶 鎌田ファームの米のリゾット 大和茶新茶のスープ茶粥仕立て*
イタリア料理のミネストローネと奈良の茶粥から着想を得た一皿。そして日本の個性溢れるナス料理といえば、焼きナス。
燻製香をまとった翡翠色の大和丸なすが、香り高いほうじ茶の粉に包まれ、味わったことのない上質な香ばしい焼きナスに生まれ変わった。
パルミジャーノレジャーノをたっぷり使った王道クラシックなリゾットは、大和茶との相性から大和高田市鎌田ファームの5分づきのお米を使用。炊き上げる際、ブロードではなく大和茶ほうじ茶を使用した。
ほんのり香ばしくジューシーな大和丸なすが軽やかさを与え、最後に注がれる大和茶の新茶のスープに、ほうじ茶が合わさることそよ風の如し、食後の清涼感が心地よい。

*<蒸し>大和丸なすにコーヒーを含ませて ザバイオーネとアーモンドのアクセント*
イタリアではナスが豊作すぎて、遂にスポンジ代わりにしたチョコレートケーキまで考案した、という諸説の中の一つから生まれた驚きのドルチェ!
料理に砂糖を使わないイタリア料理に糖質オフのドルチェなど不要。甘さ控えめの野菜を使ったデザート、ではないので誤解なきように。
さて、蒸して絞ってコーヒーを染み込ませた大和丸なすは、まるでコーヒーゼリー、いや柔らかめナタ・デ・ココ?
コーヒーを吸い込み保つ大和丸なすの新食感!冷やしていないのになぜか涼感を感じる夏の水菓子のよう。
冷製にしたザバイオーネがソースとなり、キャラメリゼしたアーモンドがアクセント。ナス紺の墨流しホイップが目にも涼やか。
「え?何、今の」それがまさかの大和丸なすです!

 

是非、ご賞味ください!ご来店お待ちしております!