幸せのドルチェ「トルタ・エルヴェツィア アマローネ」

2025年最後に是非ご賞味いただきたい、新たなドルチェが誕生しました!
「トルタ・エルヴェツィア アマローネ」です。

トルタ・エルヴェツィア アマローネ

トルタ・エルヴェツィア アマローネ

 

原型は北イタリアロンバルディア州マントヴァ発祥の伝統郷土菓子「トルタ・エルヴェツィア」なんともかわいい、切り株ドルチェ!ひとめぼれ。

素朴なダコワーズ、濃厚なザバイオーネ、チョコレートの苦み、アマレッティの食感と風味の重層からなるトルタ・エルヴェツィアに、アマレーナの絶妙な甘酸っぱさと香りを添えて、華やかに仕上げたボルゴ・コニシの「トルタ・エルヴェツィア アマローネ」です。

 

受け継がれるにはワケがある、まずは「トルタ・エルヴェツィア」について。

 

18世紀後半、北イタリア、ロンバルディア州マントヴァ地方にお店を構えたスイス人パティシェ、サムソン・プッチャー氏により考案されました。当時ヨーロッパでは、熟練したパティシェがより良い機会や高い報酬を求めて国境を越えて移住し、お店を構えることは一般的でした。

マントヴァの食材とスイスの伝統から生まれたデザートを祖国に捧げるという思いから「トルタ・エルヴェツィア ”スイスのケーキ” 」と名づけられました。

プッチャー家の創造性により生まれた逸品は当時大流行。現代まで変わらず、地元の人々に愛されている伝統菓子なのです。

材料は、ヘーゼルナッツのダコワーズ、ザバイオーネ、ココアバタークリーム、アマレッティ、個性のある香りと食感の材料が並びます。

早速作って食べてみると、このお菓子が生まれたときのプッチャー氏の嬉しさと喜ばしさを追体験した気もちになりました。次々と口中に現れる重層的なおいしさの層は、両国の伝統、文化、歴史が味わいとして昇華しています。

 

ヘーゼルナッツのダコワーズ

ヘーゼルナッツのダコワーズ

口に含むと、フワ、サク、クシュ、トロ、ガリッと口中で様々な食感とともに異なる風味が次々と現れ、食べ進むほどに味わいのハーモニーと滋味深さがあふれてきます。切り株の形が食感ともリンクして楽しい、口中カーニバル状態、まさにイタリアの食文化に共通して感じるワクワク感が止まりません。

 

そして遂にファッブリ社のアマレーナを使う時が来た!と直感しました。アマレーナをはじめて食べたとき、野生のサワーチェリーの美味しさに感動しました。いつかアマレーナを生かしたデザートを作りたいと常に思っていました。

ファッブリ社のアマレーナは、アマレーナというボローニャとモデナで生産される厳選されたサワーチェリーのシロップ漬けです。エミリアロマーニャ州の家族が作っています。秘伝のレシピを100年以上にわたり代々受け継いでおり現在5代目。揺るぎない高品質を保ちながら世界100ヵ国以上に輸出され、長年にわたり数えきれないほどの人々を幸せにしている、まさに受け継がれるにはワケがある、北イタリアを代表するもう一つの逸品なのです。

ちなみに秘伝のレシピはもちろん素晴らしいのですが、品質を支えるのは何といっても素材の力。味わいと長く続く余韻の美しさから、原料となるサワーチェリーの生産者と自然の協演の凄さをまざまざと感じます。

 

トルタ・エルヴェツィアに、華やかな香りとサワーチェリーの高貴な甘酸っぱさが凝縮されたファッブリ社のアマレーナを添えることで両者が自然にハーモニーを奏で、香り高く滋味深い、一度食べたら忘れられない心をつかむ味わいに仕上がりました。

スイス、マントヴァ、エミリアロマーニャの人々がつないだ伝統と食文化に出会えた、奈良の料理人の幸福感を多くの皆さまに味わっていただきますと幸いです。